予約率が劇的に変わる!スマホで撮れる料理・客室写真の撮影テクニック【ホテル・旅館編】
- Y.Sugimura

- 1月18日
- 読了時間: 4分
宿泊施設の予約において、写真は「言葉の100倍」重要です。お客様は、長い説明文を読む前に、まず写真を見て「泊まりたいかどうか」を直感的に判断するからです。
「プロのカメラマンに頼む予算がない」
「季節の料理が変わるたびに撮影を依頼するのは大変」
そんなお悩みを持つ施設様へ、お手持ちのスマートフォンで、今日からすぐに実践できる「売れる写真」の撮影テクニックを伝授します。

OTA(予約サイト)の管理画面を見ていて、「アクセス数が増えない」「クリック率が低い」と感じることはありませんか?その原因の多くは、トップ画像(サムネイル)や料理写真の「暗さ・古さ」にあります。
今のスマートフォンのカメラ性能は、数年前のデジカメを凌駕しています。高い機材がなくても、「光」と「構図」のコツさえ掴めば、お客様の食欲や宿泊意欲をそそる写真は十分に撮影可能です。
今回は、プロも意識している撮影の基本テクニックを3つご紹介します。
1. 室内灯を消して「自然光」だけで撮る(最重要)
料理を美味しく撮るための最大の鉄則。それは「室内の蛍光灯を消すこと」です。
なぜ?
蛍光灯の青白い光や、電球の黄色い光が混ざると、料理の色が不自然になり「マズそう」に見えてしまいます。
どうすればいい?
天気の良い日の昼間に、窓際に料理を持っていき、レースのカーテン越しなどの柔らかい「自然光」だけで撮影してください。これだけで、透明感とシズル感(美味しそうな感じ)が劇的にアップします。
2. 料理は「2倍ズーム」で「逆光」気味に
スマホのカメラを起動して、そのまま(1倍で)料理に近づいて撮っていませんか?広角レンズの特性で、お皿が歪んで写ってしまいます。
「2倍(望遠)」を使う
スマホのズーム機能を使い、少し離れた位置から撮ることで、歪みがなくなり、プロっぽい圧縮効果が出ます。
「半逆光」で撮る
窓(光源)を料理の「斜め後ろ」あるいは「真横」に来るように配置します。正面から光を当てるよりも、食材のツヤや立体感が強調され、美味しそうに見えます。
3. 客室は「おヘソの高さ」で「垂直」を意識
お部屋の広さを伝えようとして、立ったまま上から見下ろすように撮るのはNGです。床ばかりが写ってしまい、部屋が狭く見えてしまいます。
カメラ位置を下げる
スマホをおヘソの高さ(腰の位置)まで下げて構えます。これにより、天井と床がバランスよく入り、空間が広く見えます。
グリッド線(格子線)を出す
スマホの設定で「グリッド」を表示させましょう。柱や窓枠などの縦のラインが、グリッド線と平行になるように(垂直に)撮ります。これだけで「きちんとした宿」という印象を与えます。
「撮ったあと」が実は一番大事です
ここまで撮影のコツをお伝えしましたが、実は撮影はプロセスの半分に過ぎません。
OTAで予約に繋げるためには、「選定」と「加工」、そして「設定」が重要です。

明るさの調整:
スマホの画面では綺麗に見えても、PCで見ると暗いことがよくあります。
トリミング:
楽天トラベルやじゃらんなど、サイトごとの推奨サイズに合わせて切り抜く必要があります。
キャプション(写真説明文):
「夕食イメージ」とだけ書くのではなく、「【冬限定】脂の乗った寒ブリをしゃぶしゃぶで」と魅力的な言葉を添える必要があります。
「写真は撮ってみたけど、これを全部のOTAにアップロードするのは面倒…」
「どの写真をトップ画像にすれば一番クリックされるのか分からない」
私たち「やどのて」がよく運用の中で活用することが編集です。
現場のスタッフ様はスマホで写真を撮って送るだけ。私たちが、明るさ補正や色味の調整を行い、最も効果的なプラン画像として各OTAに設定いたします。
クリック率(CTR)の分析:どの写真に変えたらアクセスが増えたかを検証します。
季節ごとの画像入替:夏なのに冬の鍋の写真が出ている…といったミスを防ぎます。
プロカメラマンの手配:もちろん、ホームページ用の「本気の一枚」が必要な場合は、提携プロカメラマンの手配も可能です。

「写真は宿の顔」です。
眠っているスマホ写真を、売上を作る最強の武器に変えましょう。











